

あぶらやの宿装飾-鶴と亀
【鶴】 古くは「たず」と呼ばれ、平安時代以降に「鶴」と呼ばれるようになったようです。 古来より「鶴は千年」といわれ「長寿を象徴する吉祥の鳥」として、また夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴=めおとづる」といわれて「仲良きことの象徴」の鳥として、鳴き声が共鳴して...


あぶらやの宿装飾-扇子
扇子を開く角度はだいたい90度から180度の間であり、円を三等分した中心角120度前後のものが主流です。 扇子を開いた形は「扇形」(おうぎがた/せんけい)と称し、幾何学の用語にもなっています。このような扇子の形状は「末広がり」に通ずるので縁起のよいものとされ、めでたい席での...


あぶらやの宿装飾-独楽
まわる独楽は、時に人生にもたとえられ「人生がますます円満にまわりますように」との願いを込め、縁起ものとして贈り物やお飾りとして喜ばれています。


あぶらやの宿装飾-太鼓
日本における太鼓の歴史は非常に古く、古墳時代 (3世紀末~6世紀) には日本に太鼓が存在していたことがわかっています。日本神話の天岩戸の場面でも桶を伏せて音を鳴らしたと伝えられています。 太鼓の鼓動が人間の心臓の鼓動に「シンクロ」することによって自らを鼓舞する性質があると...


あぶらやの宿装飾-蛙
蛙(かえる)は日本語で「変える」「返る」「帰る」という言葉と同じ発音で読みます。 「福が返ってくる」と願い、遠方に出かける人が「無事カエル」と願い、病院へお見舞に行ったとき、健康を損なった人に「病状が良くなる(変わる)」ようにと願います。...


あぶらやの宿装飾-凧
凧は飾ると火の難を逃れる。息災繁昌。 ぐんぐん面白いように揚がる凧から、糸を通して伝わってくる上空の風の力は力強くて怖いぐらいです。心臓もドキドキ高鳴ります。自然の偉力がダイレクトに体に伝わってくるのは凧の魅力の1つです。...


あぶらやの宿装飾-犬矢来
元来は、馬が家の塀を蹴ったり、犬のオシッコで汚れるのを防ぐ、という目的があったようです。木で格子を組んだ型・丸竹を数本並べた型・割竹を並べた型など、様々な様式があります。また、竹が曲げてある型では、その上には登れにくくなるため、泥棒の侵入を防ぐ、という効果もあったようです。...